小倉競馬場は福岡県北九州市小倉南区にある右回りの競馬場で、芝コースとダートコースを併設しています。
芝はゴール前の直線が293mと平坦寄りの小回りコースで、2コーナー付近に小高い丘が設けられているのが形状上の特徴です。
ダートは1周1,445.4m・直線291.3mで、こちらも右回りです。
夏開催の主要舞台のひとつとして知られ、小倉記念・北九州記念・小倉大賞典といった重賞が行われます。
本記事では、2024年7月6日〜2026年3月1日の開催を自社データベースで集計しました。
対象は芝258レース(延べ3,816出走)・ダート153レース(延べ2,170出走)です(障害44レースは集計対象外)。
芝とダートを分けて、距離別・枠順別・血統別・騎手別・人気別の実数字から小倉競馬場の傾向を整理します。
小倉競馬場 芝コースの特徴
小倉の芝コースは右回りで、ゴール前の直線は293mとJRAのなかでは短い部類に入ります。
使用するコース(内ラチの位置)によって1周距離が変わり、Aコース1,615.1m・Bコース1,633.9m・Cコース1,652.8mの3種類が設定されています。
幅員はAコース30m・Bコース27m・Cコース24mです。
本記事の芝の距離別データは、このA〜Cコースを合算した数字です(当社データベースには内ラチ区分の情報が無いため)。
コース形状(右回り・直線293m・小回り)
Wikipedia「小倉競馬場」によると、芝コースは高低差3mで、ゴール板を過ぎてから緩やかに上り、2コーナー過ぎから緩やかに下り、3コーナー付近にわずかな上り勾配がある起伏を持ちます。
2コーナー付近には小高い丘が設けられており、そこにスタート地点があるレースでは「発走直後からほぼ下り通しとなることからスピードの絶対値が問われる」とされています。
各コーナーの半径など公表されていない数値は、本記事では扱いません。
馬場状態の分布(芝・良馬場が74.4%)
集計対象の芝258レースの馬場状態の内訳は次の通りです(2024年7月〜2026年3月)。
| 馬場状態 | レース数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 良 | 192 | 74.4% |
| 稍重 | 48 | 18.6% |
| 重 | 13 | 5.0% |
| 不良 | 5 | 1.9% |
芝は良馬場が74.4%(192レース)を占め、稍重以下が25.6%(66レース)でした。
良馬場を前提に過去成績を読める場面が多い一方、稍重・重・不良の母数はそれぞれ小さいため、道悪時の傾向を数字で語るにはサンプルが不足します。
小倉競馬場 ダートコースの特徴
小倉のダートコースは芝の内側にあり、右回り・1周1,445.4m・直線291.3mです。
高低差は2.9m、幅員は24mです。
設定される主な距離は1000mと1700mで、ダート戦の大半はこの2距離で行われます。
コース形状(右回り・1周1,445.4m・直線291.3m)
ダートコースはWikipedia「小倉競馬場」によると1周1,445.4m・直線291.3mで、高低差は2.9mです。
芝コース(直線293m・高低差3m)とほぼ同規模の小回りレイアウトです。
砂の厚さなど公表されていない数値は本記事では扱いません。
馬場状態の分布(ダート・良馬場は67.3%)
集計対象のダート153レースの馬場状態の内訳は次の通りです(2024年7月〜2026年3月)。
| 馬場状態 | レース数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 良 | 103 | 67.3% |
| 稍重 | 28 | 18.3% |
| 重 | 15 | 9.8% |
| 不良 | 7 | 4.6% |
ダートは良馬場が67.3%(103レース)で、稍重以下が32.7%(50レース)を占めます。
芝(良74.4%)に比べて道悪の比率がやや高く、ダートは稍重・重・不良を含めた馬場状態の確認が予想に効いてきます。
小倉競馬場 芝の距離別の傾向
小倉の芝で組まれたレースの距離別内訳は次の通りです(芝258レース・2024年7月〜2026年3月)。
| 距離 | レース数 | 構成比 | 平均出走頭数 |
|---|---|---|---|
| 1200m | 112 | 43.4% | 15.8頭 |
| 2000m | 66 | 25.6% | 14.6頭 |
| 1800m | 63 | 24.4% | 13.5頭 |
| 2600m | 17 | 6.6% | 13.5頭 |
1200m・2000m・1800mの3距離が芝の中心で、この3つで全体の93.4%(241/258レース)を占めます。
2600mは施行数が少なめです。
1番人気の複勝率を距離別に見ると、芝 は主力距離のなかでも1800m(複勝率67.7%)で1番人気が堅め、2000m(56.1%)はやや割引という傾向です(各距離の数字は下記)。
以下、主要距離ごとに1番人気成績を見ていきます(数字はA〜Cコース合算)。
芝1200m(施行数最多・芝の43.4%)
芝1200mは112レース(芝の43.4%)が組まれ、平均出走頭数は15.8頭です。
1番人気の成績は勝率25.9%・複勝率59.8%(1番人気の出走 n=112頭)でした。
芝2000m(芝の25.6%・小倉記念の舞台)
芝2000mは66レース(芝の25.6%)が組まれ、平均出走頭数は14.6頭です。
1番人気の成績は勝率24.2%・複勝率56.1%(1番人気の出走 n=66頭)でした。
芝1800m(芝の24.4%・1番人気の複勝率が高い)
芝1800mは63レース(芝の24.4%)が組まれ、平均出走頭数は13.5頭です。
1番人気の成績は勝率33.9%・複勝率67.7%(1番人気の出走 n=62頭)でした。
その他の設定距離(芝2600m)
芝2600mも設定はありますが、2年弱の施行数は17レース(芝の6.6%)と少なめです。
サンプル数が限られ安定した傾向を示しにくいため、本記事では1番人気などの成績数値は掲載していません(平均出走頭数は13.5頭でした)。
小倉競馬場 ダートの距離別の傾向
小倉のダートで組まれたレースの距離別内訳は次の通りです(ダート153レース・2024年7月〜2026年3月)。
| 距離 | レース数 | 構成比 | 平均出走頭数 |
|---|---|---|---|
| 1700m | 102 | 66.7% | 14.7頭 |
| 1000m | 47 | 30.7% | 13.2頭 |
| 2400m | 4 | 2.6% | 12.2頭 |
1700mと1000mの2距離で全体の97.4%(149/153レース)を占めます。
2400mは施行数が僅少です。
1番人気の複勝率を距離別に見ると、ダート は主力距離の1番人気複勝率がいずれも52.0〜57.4%と大きな差はなく、どの距離でも上位人気の信頼度は近い水準です(下記)。
以下、主要2距離の1番人気成績を見ていきます。
ダート1700m(施行数最多・ダートの66.7%)
ダート1700mは102レース(ダートの66.7%)が組まれ、平均出走頭数は14.7頭です。
1番人気の成績は勝率24.5%・複勝率52.0%(1番人気の出走 n=102頭)でした。
ダート1000m(ダートの30.7%)
ダート1000mは47レース(ダートの30.7%)が組まれ、平均出走頭数は13.2頭です。
1番人気の成績は勝率27.7%・複勝率57.4%(1番人気の出走 n=47頭)でした。
その他の設定距離(ダート2400m)
ダート2400mも設定はありますが、2年弱の施行数は4レースと極めて少なく、サンプル数が不足するため本記事では成績数値を掲載していません。
小倉競馬場の枠順の傾向
小倉競馬場は芝の直線293m・ダートの直線291.3mといずれも直線が短く、1周も1,600m前後と小回りのレイアウトです。
こうしたコース形状からは、道中の位置取りが結果に影響しやすいレイアウトであると言えます。
なお、JRAの公式データには逃げ・先行・差し・追込といった脚質を数値で断定できる公表指標が本記事の集計には含まれていません。
そのため脚質別の勝率や「どの脚質が有利か」といった数値・断定は一切掲載していません。
上記はあくまでコースの物理的な形状から言える一般的な説明です。
また小倉の枠番は出走頭数によって意味が変わります。
少頭数のレースでは枠番と馬番が近くなりますが、フルゲート(芝最大18頭・ダート最大16頭)に近づくと外枠から順に2頭ずつ入ります。
そのため全頭数をまとめた集計では読み方に注意が必要です。
以下は実出走頭数で層別した数字を、芝・ダート別に示します。
芝の枠番別成績(頭数帯別)
芝・16〜18頭立て
| 枠番 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 1枠 | 305 | 5.9% | 16.1% |
| 2枠 | 306 | 6.9% | 19.9% |
| 3枠 | 305 | 6.2% | 20.3% |
| 4枠 | 306 | 7.5% | 15.4% |
| 5枠 | 306 | 5.2% | 15.7% |
| 6枠 | 305 | 4.9% | 15.4% |
| 7枠 | 396 | 3.3% | 17.9% |
| 8枠 | 407 | 7.1% | 18.2% |
芝・13〜15頭立て
| 枠番 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 1枠 | 43 | 4.7% | 20.9% |
| 2枠 | 58 | 10.3% | 19.0% |
| 3枠 | 69 | 5.8% | 13.0% |
| 4枠 | 82 | 4.9% | 26.8% |
| 5枠 | 82 | 11.0% | 28.0% |
| 6枠 | 81 | 2.5% | 12.3% |
| 7枠 | 82 | 7.3% | 20.7% |
| 8枠 | 82 | 9.8% | 26.8% |
芝・9〜12頭立て
| 枠番 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 1枠 | 43 | 9.3% | 23.3% |
| 2枠 | 43 | 7.0% | 18.6% |
| 3枠 | 43 | 11.6% | 34.9% |
| 4枠 | 43 | 9.3% | 41.9% |
| 5枠 | 56 | 8.9% | 28.6% |
| 6枠 | 62 | 8.1% | 25.8% |
| 7枠 | 73 | 12.3% | 31.5% |
| 8枠 | 86 | 9.3% | 26.7% |
芝は頭数帯によって数字の出方が異なります。
16〜18頭立ての大頭数では枠による複勝率の差は大きくなく(15.4〜20.3%の範囲)、9〜12頭立てでは3枠34.9%・4枠41.9%などが上位でしたが、いずれの頭数帯でも「特定の枠が明確に有利」と言い切れる差は確認できていません。
9〜12頭立ては1枠あたりの母数が小さく(n=43前後)数字が振れやすい点にも注意が必要です。
数字は相関を示すもので、原因の検証は行っていません。
ダートの枠番別成績(頭数帯別)
ダート・16頭立て(ダートのフルゲート)
| 枠番 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 1枠 | 104 | 8.7% | 23.1% |
| 2枠 | 104 | 6.7% | 24.0% |
| 3枠 | 104 | 5.8% | 19.2% |
| 4枠 | 104 | 1.9% | 14.4% |
| 5枠 | 104 | 4.8% | 13.5% |
| 6枠 | 104 | 7.7% | 21.2% |
| 7枠 | 104 | 3.8% | 16.3% |
| 8枠 | 104 | 10.6% | 18.3% |
ダート・13〜15頭立て
| 枠番 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 1枠 | 86 | 9.3% | 22.1% |
| 2枠 | 100 | 7.0% | 23.0% |
| 3枠 | 146 | 6.2% | 21.2% |
| 4枠 | 154 | 7.8% | 23.4% |
| 5枠 | 155 | 5.8% | 25.8% |
| 6枠 | 151 | 6.6% | 21.2% |
| 7枠 | 155 | 5.2% | 15.5% |
| 8枠 | 155 | 9.7% | 19.4% |
ダート・9〜12頭立て
| 枠番 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 1枠 | 19 | 10.5% | 31.6% |
| 2枠 | 18 | 16.7% | 33.3% |
| 3枠 | 18 | 16.7% | 22.2% |
| 4枠 | 20 | 5.0% | 15.0% |
| 5枠 | 28 | 10.7% | 25.0% |
| 6枠 | 32 | 3.1% | 28.1% |
| 7枠 | 36 | 2.8% | 19.4% |
| 8枠 | 38 | 13.2% | 39.5% |
ダートの16頭立てでは枠による複勝率の差は比較的小さく(13.5〜24.0%の範囲)、明確な偏りは確認できません。
13〜15頭立てもおおむね15〜26%に収まります。
9〜12頭立ては1枠あたりの母数が小さく(n=18〜38)、2枠33.3%・8枠39.5%などの高い数字はサンプルが少ないぶん誤差が大きい点に注意が必要です。
ここでも枠と着順の因果は検証していません。
小倉競馬場の血統(種牡馬)の傾向
小倉競馬場で走る馬の父(種牡馬)の実績を、芝・ダート別に自社データベースで集計しました。
母数は芝が延べ3,816出走、ダートが延べ2,170出走です(2024年7月〜2026年3月)。
芝とダートでは適性が異なるため、必ず分けて掲載しています。
芝で有利な血統(種牡馬別・複勝率トップ)
産駒40出走以上の種牡馬を複勝率順に並べたものです(芝・2024年7月〜2026年3月)。
| 種牡馬 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| デクラレーションオブウォー | 40 | 12.5% | 32.5% |
| ロードカナロア | 110 | 10.9% | 30.9% |
| エピファネイア | 142 | 12.7% | 27.5% |
| ビッグアーサー | 88 | 9.1% | 27.3% |
| ダイワメジャー | 71 | 5.6% | 26.8% |
| リアルスティール | 81 | 4.9% | 24.7% |
| ブリックスアンドモルタル | 94 | 10.6% | 24.5% |
| ドレフォン | 41 | 9.8% | 24.4% |
| キタサンブラック | 66 | 7.6% | 24.2% |
| モーリス | 99 | 7.1% | 23.2% |
| イスラボニータ | 44 | 2.3% | 22.7% |
| ミッキーアイル | 81 | 4.9% | 22.2% |
上位にはスピード・短中距離適性のある血統が並びます。
ただしn=40〜142程度のサンプルでは誤差が大きく(複勝率30%・n=110ならおおよそ±9ポイント前後の幅がある)、この順位をそのまま「最も強い種牡馬」と読むことはできません。
順位ではなく傾向として捉えてください。
ダートで有利な血統(種牡馬別・複勝率トップ)
産駒40出走以上の種牡馬を複勝率順に並べたものです(ダート・2024年7月〜2026年3月)。
| 種牡馬 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| シニスターミニスター | 69 | 14.5% | 31.9% |
| ヘニーヒューズ | 45 | 15.6% | 28.9% |
| ミッキーアイル | 43 | 4.7% | 27.9% |
| ロードカナロア | 64 | 3.1% | 23.4% |
| キズナ | 48 | 8.3% | 20.8% |
| ドレフォン | 78 | 9.0% | 19.2% |
| マジェスティックウォリアー | 42 | 4.8% | 16.7% |
| ルーラーシップ | 43 | 2.3% | 14.0% |
上位にはダート短距離で実績のある血統が並びます。
芝の上位(デクラレーションオブウォー・ロードカナロア・エピファネイアなど)とは顔ぶれが異なる点が、芝・ダートで適性が分かれることを示しています。
こちらもn=40〜78程度と少なく誤差が大きいため、順位ではなく傾向として捉えてください。
出走数の多い種牡馬(母数が大きく安定した数字)
参考として、出走数の多い種牡馬(芝)を示します(2024年7月〜2026年3月)。
母数が大きいぶん、上のランキングより数字の信頼度は高くなります。
【芝】出走数上位
| 種牡馬 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| エピファネイア | 142 | 12.7% | 27.5% |
| キズナ | 120 | 8.3% | 21.7% |
| ゴールドシップ | 116 | 4.3% | 14.7% |
| ドゥラメンテ | 111 | 3.6% | 19.8% |
| ロードカナロア | 110 | 10.9% | 30.9% |
| シルバーステート | 102 | 2.0% | 18.6% |
芝ではエピファネイア(142出走)・キズナ(120出走)・ゴールドシップ(116出走)が多くの産駒を送り込んでいます。
出走数上位のなかでは、ロードカナロア(複勝率30.9%)が高い数字です。
なおダートは出走数上位の別集計データが今回は用意されていないため、母数の大きい種牡馬は前掲の「ダートで有利な血統」表のなかではドレフォン(78出走)・シニスターミニスター(69出走)・ロードカナロア(64出走)が該当します。
小倉競馬場の騎手の傾向
期間中に小倉競馬場で100騎乗以上あった騎手を、複勝率順に並べました(芝・ダート合算・2024年7月〜2026年3月)。
| 騎手 | 騎乗数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 坂井瑠星 | 108 | 16.7% | 38.0% | 48.1% |
| 松山弘平 | 134 | 20.1% | 32.1% | 41.8% |
| 丹内祐次 | 214 | 13.1% | 25.2% | 36.4% |
| 丸山元気 | 141 | 7.1% | 17.0% | 29.1% |
| 吉村誠之助 | 103 | 5.8% | 16.5% | 27.2% |
| 佐々木大輔 | 109 | 11.0% | 18.3% | 26.6% |
| 団野大成 | 120 | 10.0% | 18.3% | 25.8% |
| 松若風馬 | 154 | 6.5% | 13.6% | 24.0% |
| 秋山稔樹 | 134 | 3.7% | 11.2% | 23.1% |
| 幸英明 | 122 | 7.4% | 17.2% | 22.1% |
| 斎藤新 | 158 | 8.9% | 13.3% | 20.9% |
| 西塚洸二 | 144 | 9.0% | 15.3% | 20.8% |
| 小沢大仁 | 230 | 6.5% | 12.6% | 18.7% |
| 菊沢一樹 | 186 | 7.0% | 12.9% | 16.7% |
| 小崎綾也 | 102 | 5.9% | 5.9% | 16.7% |
坂井瑠星騎手が複勝率48.1%(108騎乗)、松山弘平騎手が41.8%(134騎乗・勝率は20.1%と最多)、丹内祐次騎手が36.4%(214騎乗)と上位です。
騎乗数が多く数字も安定している騎手では丹内祐次(214騎乗)、小沢大仁(230騎乗・複勝率18.7%)などが該当します。
※本記事は外部のランキングではなく、自社データベースの実集計値(騎乗数・勝率・連対率・複勝率)のみを掲載しています。
騎手名はデータベース登録の表記に準じています。
小倉競馬場の人気の傾向
人気別の成績を芝・ダート別に集計しました(2024年7月〜2026年3月、母数は各人気の延べ出走数)。
【芝】人気別成績(平均出走頭数 約14.8頭)
| 人気 | 出走数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 257 | 28.4% | 49.0% | 61.5% |
| 2番人気 | 257 | 20.6% | 37.0% | 51.0% |
| 3番人気 | 258 | 12.8% | 25.2% | 38.0% |
| 4番人気 | 257 | 8.9% | 23.7% | 34.2% |
| 5番人気 | 258 | 7.4% | 16.3% | 24.0% |
| 6番人気 | 257 | 6.2% | 12.8% | 19.8% |
| 7番人気 | 254 | 3.5% | 8.7% | 16.9% |
| 8番人気 | 247 | 4.0% | 7.7% | 17.0% |
【ダート】人気別成績(平均出走頭数 約14.2頭)
| 人気 | 出走数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 153 | 26.1% | 43.1% | 53.6% |
| 2番人気 | 153 | 14.4% | 30.7% | 42.5% |
| 3番人気 | 152 | 16.4% | 32.9% | 42.8% |
| 4番人気 | 152 | 7.9% | 23.0% | 34.2% |
| 5番人気 | 153 | 11.1% | 21.6% | 32.7% |
| 6番人気 | 151 | 9.9% | 18.5% | 30.5% |
| 7番人気 | 152 | 2.6% | 7.2% | 15.8% |
| 8番人気 | 148 | 2.0% | 4.7% | 10.1% |
芝の1番人気は勝率28.4%・複勝率61.5%、ダートの1番人気は勝率26.1%・複勝率53.6%でした。
いずれも平均14頭台とやや多頭数の条件下での数字です。
出走頭数が多いほど上位人気が3着以内に入る確率は構造的に下がります。
本記事では他の競馬場と同一期間・同一条件での比較集計を行っていないため、他場との比較の結論は出していません。
この数字は、あくまで小倉の中で人気順にどう決着しているかを示すものとして扱ってください。
データで見る小倉競馬場の攻略ポイント
ここまでの集計(2024年7月6日〜2026年3月1日・芝258レース/ダート153レース)を整理すると、小倉競馬場の傾向は次のようにまとめられます。
・芝は直線293m・小回りのコース。良馬場が74.4%を占め、稍重以下は25.6%。
・ダートは1周1,445.4m・直線291.3m。良馬場は67.3%で、稍重以下が32.7%と芝よりやや道悪の比率が高い。
・芝の中心は1200m・2000m・1800mの3距離(構成比93.4%)。ダートは1700m・1000mの2距離で97.4%。
・枠順は頭数で意味が変わる。芝18頭・ダート16頭のフルゲートに近づくと外枠から2頭ずつ入る。芝・ダートとも「特定の枠が明確に有利」と言える差は確認できていない。
・上位騎手の複勝率が高い(坂井瑠星48.1%/松山弘平41.8%/丹内祐次36.4%)。いずれも自社DB集計値。
・1番人気の複勝率は芝61.5%・ダート53.6%。ただし平均14頭台という頭数込みの数字で、他場との比較は本記事では行っていない。
・血統は芝とダートで顔ぶれが異なる。芝はデクラレーションオブウォー・ロードカナロア・エピファネイア、ダートはシニスターミニスター・ヘニーヒューズ・ミッキーアイルが複勝率上位(ただしサンプルは小さめ)。
小倉競馬場の重賞(GIII)
小倉競馬場で施行される平地重賞は、いずれも芝のGIII競走です(GI・GIIの平地重賞は設定されていません)。
Wikipedia「小倉競馬場」および各競走のページに記載の内容は次の通りです。
| 競走名 | 格付 | 芝/ダート | 距離 | 施行時期 |
|---|---|---|---|---|
| 小倉牝馬ステークス | GIII | 芝 | 2,000m | 1月 |
| 小倉大賞典 | GIII | 芝 | 1,800m | 2月 |
| 北九州記念 | GIII | 芝 | 1,200m | 夏(サマースプリントシリーズ) |
| 小倉記念 | GIII | 芝 | 2,000m | 7月 |
小倉記念(芝2,000m・GIII)は1965年創設で、小倉競馬場の重賞のなかで最も歴史が古い一戦です(2025年から7月中旬施行)。
北九州記念(芝1,200m・GIII)はサマースプリントシリーズに組み込まれた短距離重賞、小倉大賞典(芝1,800m・GIII)は2月に行われるハンデ戦です。
小倉牝馬ステークス(芝2,000m・GIII)は2025年に新設された4歳以上牝馬の重賞で、中京競馬場で行われていた愛知杯の条件を引き継いだレースです。
なお障害重賞として小倉ジャンプステークス(J・GIII)も施行されますが、平地重賞ではないため本記事の集計・上表には含めていません。
小倉競馬場のコースに関するよくある質問(FAQ)
小倉競馬場のコースについて、よく検索される質問をまとめました(回答はすべて本記事の集計・出典に基づきます)。
- 小倉競馬場の芝の直線は何メートルですか?
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293mです。JRAの芝コースのなかでは短い部類で、小回りのコースです。(出典:Wikipedia「小倉競馬場」)
- 小倉競馬場のダートの直線は何メートルですか?
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291.3mです。芝の直線(293m)とほぼ同じ長さで、ダートは1周1,445.4m・高低差2.9mです。(出典:Wikipedia「小倉競馬場」)
- 小倉競馬場は右回りですか、左回りですか?
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芝・ダートとも右回りです。芝の1周はAコース1,615.1m〜Cコース1,652.8m、ダートは1周1,445.4mです。(出典:Wikipedia「小倉競馬場」)
- 小倉競馬場のコースの特徴は何ですか?
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直線が293mと短い小回りのコースで、2コーナー付近に小高い丘が設けられています。Wikipediaは、この丘にスタート地点があるレースについて「発走直後からほぼ下り通しとなることからスピードの絶対値が問われる」と説明しています。(出典:Wikipedia「小倉競馬場」)
- 小倉競馬場のフルゲート(最大出走頭数)は何頭ですか?
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当社の集計では最大出走頭数は芝18頭・ダート16頭でした(2024年7月〜2026年3月)。平均出走頭数は芝が約14.8頭、ダートが約14.2頭です。
- 小倉競馬場でよく使われる距離はどれですか?
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芝は1200m(43.4%)・2000m(25.6%)・1800m(24.4%)の3距離が中心で、構成比の合計は93.4%です。ダートは1700m(66.7%)・1000m(30.7%)の2距離で97.4%を占めます(2024年7月〜2026年3月)。
- 小倉競馬場は外枠が有利ですか?
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芝・ダートとも、「特定の枠が明確に有利」と言い切れる差は確認できていません。芝の16〜18頭立ての複勝率は枠ごとに15.4〜20.3%の範囲、ダートの16頭立ては13.5〜24.0%の範囲でした(2024年7月〜2026年3月)。なお枠番はフルゲートに近づくと外枠から2頭ずつ入るため、頭数を区別せずに集計した枠順データは読み方に注意が必要です。当社の集計は相関を示すもので、枠と着順の因果は検証していません。
- 小倉競馬場で成績のよい騎手は誰ですか?
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100騎乗以上では、坂井瑠星騎手が複勝率48.1%(108騎乗)、松山弘平騎手が41.8%(134騎乗)、丹内祐次騎手が36.4%(214騎乗)と上位です(芝ダート合算・2024年7月〜2026年3月)。本記事は外部のランキングではなく自社データベースの実集計値のみを掲載しています。
- 小倉競馬場は芝とダートで血統の傾向は違いますか?
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異なります。芝の複勝率上位はデクラレーションオブウォー・ロードカナロア・エピファネイアなど、ダートの上位はシニスターミニスター・ヘニーヒューズ・ミッキーアイルなどで、顔ぶれが分かれます(2024年7月〜2026年3月)。ただしサンプル数には限りがあるため、順位ではなく傾向として捉えてください。
- 小倉競馬場の1番人気は信頼できますか?
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芝の1番人気は勝率28.4%・複勝率61.5%(n=257)、ダートは勝率26.1%・複勝率53.6%(n=153)です(2024年7月〜2026年3月)。ただし平均出走頭数(芝約14.8頭・ダート約14.2頭)込みの数字であり、他場との同一条件での比較集計は行っていないため、他場との比較の結論は出していません。
- 小倉競馬場ではどんな重賞が行われますか?
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平地重賞は小倉記念(芝2,000m)・北九州記念(芝1,200m)・小倉大賞典(芝1,800m)・小倉牝馬ステークス(芝2,000m)の4競走で、いずれもGIIIです(GI・GIIの平地重賞はありません)。ほかに障害の小倉ジャンプステークス(J・GIII)も行われます。(出典:Wikipedia「小倉競馬場」)
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