中山競馬場は千葉県船橋市にある右回りの競馬場で、芝コースとダートコースを併設しています。
芝はゴール前の直線が310m(全コース共通)と短く、ゴール前の残り180〜70m地点に高低差2.2mの上り坂(急坂)が設けられているのが最大の特徴です。
芝コース全体の高低差は5.3mとJRAの競馬場のなかで最大で、さらに芝には内回りと外回りの2種類があります。
ダートは1周1,493m・直線308mで、こちらも高低差4.5mの起伏があります。
皐月賞・有馬記念・スプリンターズステークス・ホープフルステークスといったGIの舞台としても知られます。
本記事では、2024年9月7日〜2026年4月19日の開催を自社データベースで集計しました。
対象は芝424レース(延べ5,978出走)・ダート552レース(延べ8,229出走)です(障害44レースは集計対象外)。
芝とダートを分けて、距離別・枠順別・血統別・騎手別・人気別の実数字から中山競馬場の傾向を整理します。
中山競馬場 芝コースの特徴
中山の芝コースは右回りで、ゴール前の直線が310m(全コース共通)と短いのが特徴です。
芝コース全体の高低差は5.3mとJRAの競馬場のなかで最大で、ゴール前の残り180〜70m地点には高さ2.2mの上り坂(急坂)があります。
また芝には内回りと外回りの2種類があり、使用するコース(内ラチの位置)によって1周距離が変わります。
内回りはAコース1,667.1m・Bコース1,686m・Cコース1,704.8m、外回りはAコース1,839.7m・Bコース1,858.5m・Cコース1,877.3mです(Wikipedia「中山競馬場」)。
本記事の芝の距離別データは、この内回り・外回りおよびA〜Cコースを合算した数字です(当社データベースには内外・内ラチ区分の情報が無いため)。
コース形状(右回り・直線310m・ゴール前の急坂)
Wikipedia「中山競馬場」によると、芝コースはJRAの競馬場で最大となる高低差5.3mの起伏があり、ゴール前の直線には残り180〜70m地点にかけて高さ2.2mの上り坂(急坂)が設けられています。
直線そのものは310m(全コース共通)と短く、内回り・外回りを備えた小回りのレイアウトです。
各コーナーの半径など公表されていない数値は、本記事では扱いません。
馬場状態の分布(芝・良馬場が89.2%)
集計対象の芝424レースの馬場状態の内訳は次の通りです(2024年9月〜2026年4月)。
| 馬場状態 | レース数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 良 | 378 | 89.2% |
| 稍重 | 33 | 7.8% |
| 重 | 13 | 3.1% |
芝は良馬場が89.2%(378レース)と大半を占め、稍重が7.8%、重が3.1%でした(芝では不良馬場の記録はありませんでした)。
芝の過去成績は良馬場を前提に読める場面が多い一方、稍重・重の母数は小さいため、道悪時の傾向を数字で語るにはサンプルが不足します。
中山競馬場 ダートコースの特徴
中山のダートコースは芝の内側にあり、右回り・1周1,493m・直線308mです。
コース全体の高低差は4.5mあり、ゴール前には芝コースと同様に上り坂があります。
設定される主な距離は1200mと1800mで、この2距離にレースが集中します。
マーチステークス(ダート重賞)などのダート重賞もこのコースで行われます。
コース形状(右回り・1周1,493m・直線308m)
ダートコースはWikipedia「中山競馬場」によると1周1,493m・直線308m・コース全体の高低差4.5mで、芝コースの内側に設置された右回りのコースです。
芝と同様にゴール前に上り坂があり、平坦ではありません。
砂の厚さなど公表されていない数値は本記事では扱いません。
馬場状態の分布(ダート・良馬場は63.9%)
集計対象のダート552レースの馬場状態の内訳は次の通りです(2024年9月〜2026年4月)。
| 馬場状態 | レース数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 良 | 353 | 63.9% |
| 稍重 | 126 | 22.8% |
| 重 | 56 | 10.1% |
| 不良 | 17 | 3.1% |
ダートは良馬場が63.9%(353レース)で、稍重以下が36.0%(199レース)を占めます。
芝(良89.2%)に比べて道悪の比率が高く、ダートは稍重・重・不良を含めた馬場状態の確認が予想に効いてきます。
中山競馬場 芝の距離別の傾向
中山の芝で組まれたレースの距離別内訳は次の通りです(芝424レース・2024年9月〜2026年4月)。
| 距離 | レース数 | 構成比 | 平均出走頭数 |
|---|---|---|---|
| 1600m | 130 | 30.7% | 14.2頭 |
| 2000m | 104 | 24.5% | 14.4頭 |
| 1800m | 66 | 15.6% | 13.3頭 |
| 1200m | 66 | 15.6% | 14.1頭 |
| 2200m | 34 | 8.0% | 15.1頭 |
| 2500m | 22 | 5.2% | 12.9頭 |
| 3600m | 2 | 0.5% | 14.0頭 |
1600m・2000m・1800m・1200m・2200mの5距離が芝の中心で、この5つで全体の94.4%(400/424レース)を占めます。
2500m・3600mは施行数が僅少です。
1番人気の複勝率を距離別に見ると、芝 は主力距離のなかでも2000m(複勝率70.2%)で1番人気が堅め、1200m(53.8%)はやや割引という傾向です(各距離の数字は下記)。
以下、主要距離ごとに1番人気成績を見ていきます(数字は内回り・外回りおよびA〜Cコースの合算)。
芝1600m(施行数最多・芝の30.7%)
芝1600mは130レース(芝の30.7%)が組まれ、平均出走頭数は14.2頭です。
1番人気の成績は勝率34.6%・複勝率65.4%(1番人気の出走 n=130頭)でした。
芝2000m(芝の24.5%・皐月賞/ホープフルSの舞台)
芝2000mは104レース(芝の24.5%)が組まれ、平均出走頭数は14.4頭です。
1番人気の成績は勝率33.7%・複勝率70.2%(1番人気の出走 n=104頭)でした。
芝1800m(芝の15.6%)
芝1800mは66レース(芝の15.6%)が組まれ、平均出走頭数は13.3頭です。
1番人気の成績は勝率28.8%・複勝率63.6%(1番人気の出走 n=66頭)でした。
芝1200m(芝の15.6%・スプリンターズSの舞台)
芝1200mは66レース(芝の15.6%)が組まれ、平均出走頭数は14.1頭です。
1番人気の成績は勝率27.7%・複勝率53.8%(1番人気の出走 n=65頭)でした。
芝2200m(芝の8.0%・サンプルやや小)
芝2200mは34レース(芝の8.0%)が組まれ、平均出走頭数は15.1頭です。
1番人気の成績は勝率35.3%・複勝率76.5%(1番人気の出走 n=34頭)でした。
その他の設定距離(芝2500m・3600m)
芝2500m・3600mも設定はありますが、2年弱の施行数はそれぞれ22・2レースと少なめです。
サンプル数が限られ安定した傾向を示しにくいため、本記事では1番人気成績などの数値を掲載していません。
なお芝2500mは年末のグランプリ・有馬記念(GI)が行われる距離、芝3600mはステイヤーズステークス(GII)などで使われる中山最長の距離です。
中山競馬場 ダートの距離別の傾向
中山のダートで組まれたレースの距離別内訳は次の通りです(ダート552レース・2024年9月〜2026年4月)。
| 距離 | レース数 | 構成比 | 平均出走頭数 |
|---|---|---|---|
| 1800m | 283 | 51.3% | 14.5頭 |
| 1200m | 249 | 45.1% | 15.5頭 |
| 2400m | 18 | 3.3% | 13.7頭 |
| 2500m | 2 | 0.4% | 14.0頭 |
1800mと1200mの2距離で全体の96.4%(532/552レース)を占めます。
2400m(3.3%)・2500m(0.4%)は施行数が僅少です。
1番人気の複勝率を距離別に見ると、ダート は主力距離の1番人気複勝率がいずれも66.3〜68.4%と大きな差はなく、どの距離でも上位人気の信頼度は近い水準です(下記)。
以下、主力2距離について1番人気成績を見ていきます。
ダート1800m(施行数最多・ダートの51.3%)
ダート1800mは283レース(ダートの51.3%)が組まれ、平均出走頭数は14.5頭です。
1番人気の成績は勝率38.3%・複勝率68.4%(1番人気の出走 n=282頭)でした。
ダート1200m(ダートの45.1%・平均頭数が最多)
ダート1200mは249レース(ダートの45.1%)が組まれ、平均出走頭数は15.5頭です。
1番人気の成績は勝率33.7%・複勝率66.3%(1番人気の出走 n=249頭)でした。
その他の設定距離(ダート2400m・2500m)
ダート2400m・2500mも設定はありますが、2年弱の施行数はそれぞれ18・2レースと僅少です。
サンプル数が少なく安定した傾向を示せないため、本記事では成績数値を掲載していません。
中山競馬場の枠順の傾向
中山競馬場は芝の直線310m・ダートの直線308mといずれも直線が短く、内回りを備えた小回りのレイアウトです。
こうしたコース形状からは、コーナーでの位置取りが結果に影響しやすいレイアウトであると言えます。
なお、JRAの公式データには逃げ・先行・差し・追込といった脚質を数値で断定できる公表指標が本記事の集計には含まれていません。
そのため脚質別の勝率や「どの脚質が有利か」といった数値・断定は一切掲載していません。
上記はあくまでコースの物理的な形状から言える一般的な説明です。
また中山の枠番は出走頭数によって意味が変わります。
少頭数のレースでは枠番と馬番が近くなりますが、フルゲート(当社集計での最大出走頭数は芝18頭・ダート16頭)に近づくと外枠から順に2頭ずつ入ります。
そのため全頭数をまとめた集計では読み方に注意が必要です。
以下は実出走頭数で層別した数字を、芝・ダート別に示します。
芝の枠番別成績(頭数帯別)
芝・16〜18頭立て
| 枠番 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 1枠 | 403 | 6.0% | 20.8% |
| 2枠 | 402 | 7.5% | 21.1% |
| 3枠 | 404 | 5.2% | 19.8% |
| 4枠 | 404 | 6.9% | 20.3% |
| 5枠 | 403 | 5.2% | 15.6% |
| 6枠 | 404 | 7.7% | 17.3% |
| 7枠 | 451 | 4.9% | 17.5% |
| 8枠 | 463 | 5.4% | 13.6% |
芝・13〜15頭立て
| 枠番 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 1枠 | 107 | 13.1% | 23.4% |
| 2枠 | 137 | 8.0% | 23.4% |
| 3枠 | 168 | 9.5% | 26.2% |
| 4枠 | 194 | 4.6% | 21.6% |
| 5枠 | 193 | 8.8% | 23.8% |
| 6枠 | 194 | 5.7% | 18.0% |
| 7枠 | 193 | 4.7% | 17.1% |
| 8枠 | 193 | 5.7% | 19.2% |
芝・9〜12頭立て
| 枠番 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 1枠 | 100 | 16.0% | 40.0% |
| 2枠 | 101 | 10.9% | 30.7% |
| 3枠 | 102 | 8.8% | 22.5% |
| 4枠 | 106 | 7.5% | 33.0% |
| 5枠 | 137 | 8.0% | 29.2% |
| 6枠 | 159 | 9.4% | 29.6% |
| 7枠 | 190 | 12.1% | 30.0% |
| 8枠 | 202 | 4.5% | 16.3% |
芝は頭数帯によって数字の出方が異なります。
16〜18頭立ての大頭数では枠による複勝率の差は大きくなく(13.6〜21.1%の範囲)、8枠が13.6%とやや低い一方で、9〜12頭立てでは1枠40.0%・4枠33.0%など内〜中枠が上位でした。
頭数帯ごとに傾向が一定せず、いずれの頭数帯でも「外枠が明確に有利」「内枠が明確に有利」と言い切れる差は確認できていません。
数字は相関を示すもので、原因の検証は行っていません。
ダートの枠番別成績(頭数帯別)
ダート・16頭立て(ダートのフルゲート)
| 枠番 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 1枠 | 656 | 6.9% | 16.0% |
| 2枠 | 656 | 5.0% | 15.1% |
| 3枠 | 656 | 5.2% | 16.5% |
| 4枠 | 656 | 5.2% | 20.4% |
| 5枠 | 656 | 6.4% | 16.9% |
| 6枠 | 656 | 7.0% | 20.6% |
| 7枠 | 656 | 5.9% | 20.3% |
| 8枠 | 656 | 8.4% | 24.4% |
ダート・13〜15頭立て
| 枠番 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 1枠 | 193 | 5.2% | 15.0% |
| 2枠 | 247 | 5.7% | 21.9% |
| 3枠 | 277 | 2.2% | 15.5% |
| 4枠 | 322 | 7.1% | 22.0% |
| 5枠 | 320 | 6.2% | 19.1% |
| 6枠 | 324 | 7.4% | 22.2% |
| 7枠 | 322 | 10.9% | 25.5% |
| 8枠 | 326 | 9.8% | 24.5% |
ダート・9〜12頭立て
| 枠番 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| 1枠 | 54 | 7.4% | 24.1% |
| 2枠 | 54 | 1.9% | 9.3% |
| 3枠 | 54 | 16.7% | 37.0% |
| 4枠 | 57 | 10.5% | 28.1% |
| 5枠 | 82 | 8.5% | 30.5% |
| 6枠 | 99 | 6.1% | 27.3% |
| 7枠 | 103 | 6.8% | 23.3% |
| 8枠 | 106 | 13.2% | 30.2% |
ダートの16頭立てでは、複勝率は枠ごとに15.1〜24.4%の範囲で、8枠24.4%がやや高く出ています。
13〜15頭立ても7枠25.5%・8枠24.5%と外めの枠がやや高めですが、これらは相関にとどまります。
9〜12頭立ては1枠あたりの母数が小さくなるため数字が振れやすく、サンプルが少ない枠(2枠9.3%・3枠37.0%など)は誤差が大きい点に注意が必要です。
ここでも枠と着順の因果は検証していません。
中山競馬場の血統(種牡馬)の傾向
中山競馬場で走る馬の父(種牡馬)の実績を、芝・ダート別に自社データベースで集計しました。
母数は芝が延べ5,978出走、ダートが延べ8,229出走です(2024年9月〜2026年4月)。
芝とダートでは適性が異なるため、必ず分けて掲載しています。
芝で有利な血統(種牡馬別・複勝率トップ)
産駒80出走以上の種牡馬を複勝率順に並べたものです(芝・2024年9月〜2026年4月)。
| 種牡馬 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| キタサンブラック | 136 | 18.4% | 36.0% |
| イスラボニータ | 104 | 8.7% | 34.6% |
| フィエールマン | 87 | 12.6% | 34.5% |
| レイデオロ | 169 | 11.2% | 31.4% |
| サートゥルナーリア | 134 | 10.4% | 31.3% |
| ロードカナロア | 192 | 11.5% | 29.7% |
| エピファネイア | 212 | 8.5% | 28.3% |
上位には中距離のGI級で実績のある血統が並びます。
ただしn=80〜210程度のサンプルでは誤差が残り(複勝率36%・n=136なら95%信頼区間はおよそ±8ポイント)、この順位をそのまま「最も強い種牡馬」と読むことはできません。
順位ではなく傾向として捉えてください。
ダートで有利な血統(種牡馬別・複勝率トップ)
産駒80出走以上の種牡馬を複勝率順に並べたものです(ダート・2024年9月〜2026年4月)。
| 種牡馬 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| ナダル | 103 | 21.4% | 47.6% |
| ルヴァンスレーヴ | 180 | 15.0% | 38.9% |
| モズアスコット | 80 | 12.5% | 36.2% |
| フォーウィールドライブ | 82 | 6.1% | 29.3% |
| ニューイヤーズデイ | 128 | 12.5% | 28.9% |
| ヘニーヒューズ | 152 | 8.6% | 28.3% |
| デクラレーションオブウォー | 89 | 7.9% | 28.1% |
上位にはダート短中距離で実績のある血統が並びます。
芝の上位(キタサンブラック・イスラボニータ・フィエールマンなど)とは顔ぶれが大きく異なる点が、芝・ダートで適性が分かれることを示しています。
こちらもn=80〜180程度では誤差が残るため、順位ではなく傾向として捉えてください。
出走数の多い種牡馬(母数が大きく安定した数字)
参考として、出走数の多い種牡馬を芝・ダート別に示します(2024年9月〜2026年4月)。
母数が大きいぶん、上のランキングより数字の信頼度は高くなります。
【芝】出走数上位
| 種牡馬 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| ゴールドシップ | 218 | 6.0% | 14.2% |
| キズナ | 212 | 9.4% | 26.9% |
| エピファネイア | 212 | 8.5% | 28.3% |
| ロードカナロア | 192 | 11.5% | 29.7% |
| モーリス | 185 | 9.7% | 25.4% |
| レイデオロ | 169 | 11.2% | 31.4% |
| シルバーステート | 169 | 6.5% | 27.2% |
| キタサンブラック | 136 | 18.4% | 36.0% |
| ドゥラメンテ | 135 | 8.9% | 28.1% |
| ダノンバラード | 134 | 5.2% | 12.7% |
【ダート】出走数上位
| 種牡馬 | 出走数 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|
| ドレフォン | 284 | 6.7% | 26.1% |
| ホッコータルマエ | 182 | 6.6% | 22.5% |
| ロードカナロア | 180 | 8.9% | 22.2% |
| ルヴァンスレーヴ | 180 | 15.0% | 38.9% |
| ヘニーヒューズ | 152 | 8.6% | 28.3% |
| シニスターミニスター | 148 | 8.8% | 24.3% |
| リオンディーズ | 146 | 6.2% | 20.5% |
| ゴールドドリーム | 135 | 6.7% | 23.7% |
| アジアエクスプレス | 133 | 6.0% | 22.6% |
| リアルスティール | 132 | 4.5% | 18.9% |
芝ではゴールドシップ・キズナ・エピファネイアが、ダートではドレフォン・ホッコータルマエ・ロードカナロアが多くの産駒を送り込んでいます。
出走数上位のなかでは、芝のキタサンブラック(複勝率36.0%)、ダートのルヴァンスレーヴ(38.9%)が高い数字です。
中山競馬場の騎手の傾向
期間中に中山競馬場で100騎乗以上あった騎手を、複勝率順に並べました(芝・ダート合算・2024年9月〜2026年4月)。
| 騎手 | 騎乗数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ルメール | 297 | 24.9% | 44.1% | 59.9% |
| マーカンド | 156 | 12.8% | 30.8% | 44.2% |
| 戸崎圭太 | 509 | 18.7% | 33.2% | 43.2% |
| 横山武史 | 501 | 14.8% | 26.5% | 38.3% |
| 岩田康誠 | 156 | 8.3% | 18.6% | 31.4% |
| 横山和生 | 392 | 11.7% | 20.9% | 29.6% |
| 三浦皇成 | 354 | 9.6% | 20.9% | 29.4% |
| 横山典弘 | 119 | 10.9% | 21.0% | 28.6% |
| 津村明秀 | 448 | 7.6% | 18.8% | 27.0% |
| 荻野極 | 281 | 10.0% | 19.2% | 26.7% |
| 菅原明良 | 446 | 9.4% | 15.5% | 26.7% |
| 佐々木大輔 | 475 | 7.8% | 16.0% | 23.4% |
| 丹内祐次 | 512 | 8.2% | 16.2% | 23.0% |
| 田辺裕信 | 252 | 6.3% | 15.5% | 22.6% |
| 丸山元気 | 128 | 2.3% | 14.1% | 21.9% |
ルメール騎手が複勝率59.9%(297騎乗)、マーカンド騎手が44.2%(156騎乗)、戸崎圭太騎手が43.2%(509騎乗)と上位が続きます。
騎乗数が多く数字も安定している騎手では横山武史(501騎乗・複勝率38.3%)、丹内祐次(512騎乗・23.0%)などがいます。
※本記事は外部のランキングではなく、自社データベースの実集計値(騎乗数・勝率・連対率・複勝率)のみを掲載しています。
騎手名はデータベース登録の表記に準じています。
中山競馬場の人気の傾向
人気別の成績を芝・ダート別に集計しました(2024年9月〜2026年4月、母数は各人気の延べ出走数)。
【芝】人気別成績(平均出走頭数 約14.1頭)
| 人気 | 出走数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 423 | 33.1% | 49.9% | 66.0% |
| 2番人気 | 423 | 23.4% | 41.6% | 55.1% |
| 3番人気 | 421 | 10.9% | 24.9% | 38.2% |
| 4番人気 | 423 | 8.3% | 21.5% | 35.5% |
| 5番人気 | 423 | 8.3% | 16.8% | 24.3% |
| 6番人気 | 423 | 3.8% | 13.2% | 22.5% |
| 7番人気 | 423 | 4.7% | 9.9% | 16.3% |
| 8番人気 | 415 | 1.7% | 4.8% | 11.1% |
【ダート】人気別成績(平均出走頭数 約14.9頭)
| 人気 | 出走数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 551 | 36.3% | 55.5% | 67.0% |
| 2番人気 | 550 | 20.0% | 41.6% | 54.5% |
| 3番人気 | 550 | 11.1% | 26.5% | 41.5% |
| 4番人気 | 550 | 6.4% | 16.9% | 30.4% |
| 5番人気 | 549 | 8.2% | 15.7% | 24.0% |
| 6番人気 | 551 | 4.5% | 11.8% | 22.0% |
| 7番人気 | 548 | 4.7% | 10.9% | 18.6% |
| 8番人気 | 547 | 2.7% | 6.0% | 11.3% |
芝の1番人気は勝率33.1%・複勝率66.0%、ダートの1番人気は勝率36.3%・複勝率67.0%でした。
芝・ダートで大きな差はなく、いずれも1番人気の複勝率は6割台後半です。
この数字を読むうえで、中山の平均出走頭数(芝約14.1頭・ダート約14.9頭)は併せて確認してください。
出走頭数が多いほど上位人気が3着以内に入る確率は構造的に下がります。
本記事では他の競馬場と同一期間・同一条件での比較集計を行っていないため、他場との比較の結論は出していません。
この数字は、あくまで中山の中で人気順にどう決着しているかを示すものとして扱ってください。
データで見る中山競馬場の攻略ポイント
ここまでの集計(2024年9月7日〜2026年4月19日・芝424レース/ダート552レース)を整理すると、中山競馬場の傾向は次のようにまとめられます。
・芝は直線310mと短く、ゴール前に高低差2.2mの急坂(コース全体の高低差5.3mはJRA最大)。芝は良馬場が89.2%を占める。
・ダートは1周1,493m・直線308m。良馬場は63.9%で、稍重以下が36.0%と芝より道悪の比率が高い。
・芝の中心は1600m・2000m・1800m・1200m・2200mの5距離(構成比94.4%)。ダートは1800m・1200mの2距離で96.4%。
・枠順は頭数で意味が変わる。芝18頭・ダート16頭のフルゲートに近づくと外枠から2頭ずつ入る。芝・ダートとも「外枠が明確に有利」と言える差は確認できていない。
・上位騎手の複勝率が高い(ルメール59.9%/マーカンド44.2%/戸崎圭太43.2%)。いずれも自社DB集計値。
・1番人気の複勝率は芝66.0%・ダート67.0%。ただし平均頭数(芝14.1頭・ダート14.9頭)込みの数字で、他場との比較は本記事では行っていない。
・血統は芝とダートで顔ぶれが大きく異なる。芝はキタサンブラック・イスラボニータ・フィエールマン、ダートはナダル・ルヴァンスレーヴ・モズアスコットが複勝率上位。
中山競馬場の重賞(GI・GII・GIII)
中山競馬場では多くの平地重賞が施行されます。
中心となるGIは皐月賞(芝2,000m)・スプリンターズステークス(芝1,200m)・ホープフルステークス(芝2,000m)・有馬記念(芝2,500m)の4競走で、いずれも芝コースで行われます。
以下はWikipedia「中山競馬場」に記載の主な平地重賞です(格付はページ記載のもの。
障害重賞は本記事では扱いません)。
| 競走名 | 格付 | 芝/ダート | 距離 |
|---|---|---|---|
| 皐月賞 | GI | 芝 | 2,000m |
| スプリンターズステークス | GI | 芝 | 1,200m |
| ホープフルステークス | GI | 芝 | 2,000m |
| 有馬記念 | GI | 芝 | 2,500m(内回り) |
| アメリカジョッキークラブカップ | GII | 芝 | (本文の距離別データ参照) |
| 中山記念 | GII | 芝 | (同) |
| 弥生賞ディープインパクト記念 | GII | 芝 | (同) |
| スプリングステークス | GII | 芝 | (同) |
| 日経賞 | GII | 芝 | (同) |
| ニュージーランドトロフィー | GII | 芝 | (同) |
| 紫苑ステークス | GII | 芝 | (同) |
| セントライト記念 | GII | 芝 | (同) |
| オールカマー | GII | 芝 | (同) |
| ステイヤーズステークス | GII | 芝 | (同) |
| 中山金杯 | GIII | 芝 | (同) |
| フェアリーステークス | GIII | 芝 | (同) |
| 京成杯 | GIII | 芝 | (同) |
| オーシャンステークス | GIII | 芝 | (同) |
| 中山牝馬ステークス | GIII | 芝 | (同) |
| フラワーカップ | GIII | 芝 | (同) |
| ダービー卿チャレンジトロフィー | GIII | 芝 | (同) |
| 京成杯オータムハンデキャップ | GIII | 芝 | (同) |
| ターコイズステークス | GIII | 芝 | (同) |
| マーチステークス | GIII | ダート | (同) |
| カペラステークス | GIII | ダート | (同) |
有馬記念(芝2,500m・内回り)は年末のグランプリとして知られる一戦、皐月賞(芝2,000m)はクラシック三冠の第1弾、スプリンターズステークス(芝1,200m)は秋の短距離王決定戦、ホープフルステークス(芝2,000m)は2歳の大一番です。
GII・GIIIも数多く組まれており、ダートではマーチステークス・カペラステークス(いずれもGIII)が行われます。
なお、GII・GIIIの各競走の距離は本記事の距離別データを参照してください(Wikipediaの重賞一覧には個別の距離記載がなかったため、当記事では距離を断定していません)。
また中山グランドジャンプ・中山大障害(いずれもJ・GI)といった障害の大レースも中山の名物ですが、本記事では平地のみを扱います。
中山競馬場のコースに関するよくある質問(FAQ)
中山競馬場のコースについて、よく検索される質問をまとめました(回答はすべて本記事の集計・出典に基づきます)。
- 中山競馬場の芝の直線は何メートルですか?
-
310m(全コース共通)です。JRAの競馬場のなかでは短い部類で、ゴール前の残り180〜70m地点には高低差2.2mの上り坂(急坂)があります。(出典:Wikipedia「中山競馬場」)
- 中山競馬場のダートの直線は何メートルですか?
-
308mです。芝の直線(310m)とは別の数字で、ダートも1周1,493m・コース全体の高低差4.5mの起伏があります。(出典:Wikipedia「中山競馬場」)
- 中山競馬場の急坂とは何ですか?
-
芝コースのゴール前直線、残り180〜70m地点にかけての高低差2.2mの上り坂のことです。芝コース全体の高低差5.3mはJRAの競馬場で最大で、中山を語るうえで欠かせない特徴とされています。(出典:Wikipedia「中山競馬場」)
- 中山競馬場は右回りですか、左回りですか?
-
芝・ダートとも右回りです。芝には内回りと外回りがあり、1周は内回りが約1,667〜1,705m、外回りが約1,840〜1,877m(A〜Cコース)、ダートは1周1,493mです。(出典:Wikipedia「中山競馬場」)
- 中山競馬場のフルゲート(最大出走頭数)は何頭ですか?
-
当社の集計では最大出走頭数は芝18頭・ダート16頭でした(2024年9月〜2026年4月)。平均出走頭数は芝が約14.1頭、ダートが約14.9頭です。
- 中山競馬場でよく使われる距離はどれですか?
-
芝は1600m(30.7%)・2000m(24.5%)・1800m(15.6%)・1200m(15.6%)・2200m(8.0%)の5距離が中心で、構成比の合計は94.4%です。ダートは1800m(51.3%)・1200m(45.1%)の2距離で96.4%を占めます(2024年9月〜2026年4月)。
- 中山競馬場は外枠が有利ですか?
-
芝・ダートとも、「外枠が明確に有利」と言い切れる差は確認できていません。芝の16〜18頭立ての複勝率は枠ごとに13.6〜21.1%の範囲、ダートの16頭立ては15.1〜24.4%の範囲でした(2024年9月〜2026年4月)。なお枠番はフルゲートに近づくと外枠から2頭ずつ入るため、頭数を区別せずに集計した枠順データは読み方に注意が必要です。当社の集計は相関を示すもので、枠と着順の因果は検証していません。
- 中山競馬場で成績のよい騎手は誰ですか?
-
100騎乗以上では、ルメール騎手が複勝率59.9%(297騎乗)、マーカンド騎手が44.2%(156騎乗)、戸崎圭太騎手が43.2%(509騎乗)と上位です(芝ダート合算・2024年9月〜2026年4月)。本記事は外部のランキングではなく自社データベースの実集計値のみを掲載しています。
- 中山競馬場は芝とダートで血統の傾向は違いますか?
-
大きく異なります。芝の複勝率上位はキタサンブラック・イスラボニータ・フィエールマンなど、ダートの上位はナダル・ルヴァンスレーヴ・モズアスコットなどで、顔ぶれが分かれます(2024年9月〜2026年4月)。ただしサンプル数には限りがあるため、順位ではなく傾向として捉えてください。
- 中山競馬場の1番人気は信頼できますか?
-
芝の1番人気は勝率33.1%・複勝率66.0%(n=423)、ダートは勝率36.3%・複勝率67.0%(n=551)です(2024年9月〜2026年4月)。ただし平均出走頭数(芝約14.1頭・ダート約14.9頭)込みの数字であり、他場との同一条件での比較集計は行っていないため、他場との比較の結論は出していません。
- 中山競馬場ではどんな重賞が行われますか?
-
GIは皐月賞(芝2,000m)・スプリンターズステークス(芝1,200m)・ホープフルステークス(芝2,000m)・有馬記念(芝2,500m)の4競走で、いずれも芝です。ほかにアメリカジョッキークラブカップ・中山記念・日経賞・オールカマーなどのGII、中山金杯・京成杯などのGIIIも組まれています。(出典:Wikipedia「中山競馬場」ほか各競走の個別Wikipedia)
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